2015年 企業経営理論 17問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

  

 職務再設計とは、職務を通じた動機づけを目的とした管理方法の総称であるが、その方法のひとつである職務拡大に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 新たな上司や同僚との調整コストが発生するというデメリットがある。

イ 個人が行うタスクの数や種類を増やし、職務に多様性を持たせる。

ウ 仕事のやりがいが感じられなくなった場合、同一レベルで同様のスキルを要する職務に配置換えを行う。

エ 職務の計画、実施、評価を、自分自身で管理できるようにする。

オ 複数の職務を横断させることでスキルの拡張を図る。

 

 

【選択肢】

ア・・・新たな上司や同僚が必ず発生するという訳ではないと考える。よって不適切。

イ・・・適切。

ウ・・・配置換えの同期について、「仕事のやりがいが感じられなくなった場合」は不適切ではないかと考える。

エ・・・管理は自分自身ではなく、上司などと行うと考える。よって不適切。

オ・・・「複数の職務を横断」が不適切と考える。