2016年 運営管理 32問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 小売業の販売促進の方法と主な目的に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 売り場におけるクロスマーチャンダイジングは、関連する商品同士を並べて陳列することで、計画購買を促進する狙いがある。
イ エンドなどにおける大量陳列は、商品の露出を高めて買い忘れを防止するなど、計画購買を促進する狙いがある。
ウ 会計時に発行するレシートクーポンは、次回来店時の計画購買を促進する狙いがある。
エ 試食販売などのデモンストレーション販売は、リピート購買を促進する狙いがある。
オ 新聞折り込みチラシは、お買い得商品の情報を伝えて、想起購買を促進する狙いがある。

 

【用語】

クロスマーチャンダイジング・・・カテゴリーにこだわらず関連商品をあわせて陳列することにより、売上拡大を図る販売手法。(『スピードテキスト3 運営管理〈2018年版〉』より)

 

【選択肢】

ア・・・促進するのは、計画購買ではなく、非計画購買であると考えられる。不適切。

イ・・・エンドの体調陳列は、顧客の動線を長くするためのしかけと考える。不適切。

ウ・・・適切。

エ・・・リピート促進ではなく、新規の購買を促進するねらいがあると考える。不適切。

オ・・・想起購買は、店内で購買を決定する場合。よって不適切。

非計画購買(ひけいかくこうばい)とは - コトバンク