2017年 運営管理 9問目
中小企業診断士試験問題より抜粋
かんばん方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア かんばんは、あらかじめ定められた工程間、職場間で循環的に用いられる。
イ かんばん方式を導入することにより、平準化生産が達成される。
ウ 仕掛けかんばんには、品名、品番、工程名、生産指示量、完成品置場名などが記載される。
エ 引取かんばんのかんばん枚数によって、工程間における部材の総保有数を調整することができる。
【用語】
◆かんばん方式・・・トヨタ生産システムにおいて,後工程引取り方式を実現する際に,かんばんと呼ばれる作業指示票を利用して生産指示,運搬指示をする仕組み。生産指示するための生産指示かんばんと,運搬指示をするための引取りかんばんの 2 種類に大別する。
【選択肢】
ア・・・適切。
イ・・・実現されるのは、平準化生産ではなく後工程引取り方式。よって不適切。
ウ・・・適切。
エ・・・適切。