2017年 運営管理 9問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 かんばん方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか
ア かんばんは、あらかじめ定められた工程間、職場間で循環的に用いられる。
イ かんばん方式を導入することにより、平準化生産が達成される。
ウ 仕掛けかんばんには、品名、品番、工程名、生産指示量、完成品置場名などが記載される。
エ 引取かんばんのかんばん枚数によって、工程間における部材の総保有数を調整することができる。

 

 【用語】

かんばん方式・・・トヨタ生産システムにおいて,後工程引取り方式を実現する際に,かんばんと呼ばれる作業指示票を利用して生産指示,運搬指示をする仕組み。生産指示するための生産指示かんばんと,運搬指示をするための引取りかんばんの 2 種類に大別する。

JIS Z 8141:2001 生産管理用語 より

 

【選択肢】

ア・・・適切。

イ・・・実現されるのは、平準化生産ではなく後工程引取り方式。よって不適切。

ウ・・・適切。

 エ・・・適切。