2017年 運営管理 2問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 生産システムにおけるICTの活用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア CAE(Computer Aided Engineering)を導入することにより、製品開発過程の早い段階での事前検討が可能となり、開発期間の短縮が期待できる。
イ CAM(Computer Aided Manufacturing)を導入することにより、時々刻々変化する生産現場の状況をリアルタイムで把握することが可能となり、納期変更や設計変更などへの対応が容易になる。
ウ PDM(Product Data Management)を導入することにより、メーカーとサプライヤーが在庫データを共有することができ、実需に同期した精度の高い予測に基づく生産が可能になる。
エ POP(Point of Production)を導入することにより、タイムバケットに対して計画が作成され、調達・製造すべき品目とその量、各オーダーの着手・完了時期の必然性を明確にすることが可能となる。

 

【用語】

◆CAE・・・

CAE - Wikipedia

◆CAM・・・

CAM - Wikipedia

◆PDM・・・

製品情報管理 - Wikipedia

◆POP・・・

POP | 日経 xTECH(クロステック)

 

【選択肢】

ア・・・適切 

イ・・・CAMは生産現場の把握ではなく、加工用NCプログラムの作成など製造の支援をするためのツール。よって不適切。 

ウ・・・PDMで共有できるのは設計情報などであり、在庫データの共有ではない。よって不適切。

エ・・・POPで把握するのは、生産完了情報であり、不適切。

 

 【所感】

基本的な用語を問われているので、回答できるようにしたい。