2017年 運営管理 3問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 製品開発・製品設計に関する記述として、最も不適切なものはどれか

ア 下流工程での問題を可能な限り上流で防止し、短い設計納期を実現するために、バリューエンジニアリングを取り入れることが有効である。

イ 試作品製作は製品開発プロセスの中でも重要な位置を占めており、試作時の製作方法や加工条件から、量産時の工程編成における重要な情報を得ることが可能である。

ウ 新製品の設計段階でデザインレビューを活用する際には、設計構造の矛盾や誤りを排除することに重点がおかれるため、設計の熟練者がレビューアとなることが有効である。

エ モジュール設計の考え方を取り入れると、生産工程の合理化・簡素化が期待できるが、設計に問題が発生した場合にその影響が大きいというデメリットもある。

 

【用語】

◆バリューエンジニアリング・・・

バリューエンジニアリング - Wikipedia

 

【選択肢】

ア・・・バリューエンジニアリングは、製品の価値を最大化するための手法であり、納期を短縮化することを主眼としていない。よって不適切。

イ・・・ 適切。

ウ・・・適切。

エ・・・適切。

 

 【所感】

バリューエンジニアリングの定義を覚えていれば、回答可能。