2015年 企業経営理論 28問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

  

 価格政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア EDLPを実現するためには、メーカーとの交渉を通じて一定期間の買取り数量を決め、納入価格を引き下げ、価格を固定し、自動発注化や物流合理化などを促進する必要がある。

イ キャプティブ(虜)・プライシングは、同時に使用される必要のある2つの商品のマージンを各々高く設定する価格政策である。

ウ ターゲット・コスティングによる価格決定は、ある製品に要する変動費と固定費の水準をもとにして、そこにマージンを付加する方法である。

エ 日本の小売業では、チラシを用いた特売を活用したロスリーダー方式が採用される場合が多い。その主な狙いは消費者による単品大量購買を喚起することである。

 

【用語】

◆キャプティブ・プライシング・・・キャプティブ価格戦略とは - マネー用語辞典

◆ロスリーダー・・・ロスリーダー - Wikipedia

 

 

【選択肢】

ア・・・適切。

イ・・・同時に販売される製品のうち、主製品の方の価格を低くする価格政策であるので、不適切。

ウ・・・不適切。

エ・・・単品大量購買ではなく、他の商品をあわせて買うことを換気していると考える。よって不適切。