2016年 運営管理 39問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 ある小売店の一定期間におけるID-POS データを用いて、100 人のある顧客セグメントに対するマーケットバスケット分析を行ったところ、商品aと商品bの購買に関して、下表のような結果が得られたとする。
このとき、以下の設問に答えよ。

 

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(設問1)
 支持度(サポート)に関係する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 商品aのみを購買した顧客数は10 人である。
イ 商品bのみを購買した顧客数は30 人である。
ウ 商品a と商品bを共に購買した顧客数は10 人である。
エ 商品aも商品bも購買していない顧客数は40人である。
オ 商品aも商品bも購買していない顧客数は、商品bのみを購買した顧客数より多い。

(設問2)
リフト値(lift(商品a ⇒ 商品b))の値として、最も適切なものはどれか。
ア 0.25
イ 0.50
ウ 1.00
エ 1.25
オ 2.50

 

 

【選択肢】

(設問1)

ア・・・適切。

イ・・・適切。

ウ・・・適切。

エ・・・商品aも商品bも購買していない顧客数は、20+40-10=50。よって不適切。

オ・・・適切。

 

(設問2)

リフト値は、

リフト値とは - DBM用語 Weblio辞書

この問題では、

信頼度(商品a⇒商品b)=(aとbを両方含む数)/ (全体の数)=10/20=0.5

支持度(商品a⇒商品b)=(aとbを両方含む数)/ (bの数)=40/100=0.4

 

リフト値は、0.5/0.4=1.25 

よって、エが解答。