2016年 運営管理 35問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 輸配送管理に関する用語の記述として、最も適切なものはどれか。
ア 一貫パレチゼーションは、積載効率を高め、輸送効率を向上させる。
イ パレチゼーションは、自家用物流施設内では行われず、自家用物流施設と社外物流施設間において行われる。
ウ プールパレットとは、自家用物流施設内で商品を保管することを主目的としたパレットのことである。
エ 複合一貫輸送とは、ある輸送単位の貨物を組み替えることで、異なる輸送機関を組み合わせて行う輸送のことである。
オ ユニットロードとは、複数の物品又は包装貨物を、機械及び器具による取扱いに適するように、パレット、コンテナなどを使って一つの単位にまとめた貨物のことである。

 

【用語】

◆一貫パレチゼーション・・・荷物を出発地から到着地まで、同一のパレットに載せたまま輸送・保管すること。(『スピードテキスト3 運営管理〈2018年版〉』より)

◆パレチゼーション・・・パレチゼーションとは - コトバンク

◆複合一貫輸送・・・複合一貫輸送(ふくごういっかんゆそう)とは - コトバンク

◆ユニットロード・・・輸送貨物をばらばらではなく、ある単位(ユニット)にまとめること。(『スピードテキスト3 運営管理〈2018年版〉』より)

 

【選択肢】

ア・・・荷物が、出発地から組み変わることがないので、積載効率が高まるわけではないと考える。よって不適切。

イ・・・自家用物流施設内でも行われると考える。よって不適切。

ウ・・・プールパレットは、複数荷主間でパレットを共有する仕掛け。よって不適切。

エ・・・「異なる輸送機関を組み合わせて」は正しいと思うが、「貨物を組み替える」が正しくないと考える。よって不適切。

オ・・・適切。