2016年 運営管理 4問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 VE における製品の機能に関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア 貴重機能は製品の使用目的にかかわる機能である。
イ 製品の機能は基本機能と二次機能に分類され、二次機能は基本機能を補助する。
ウ 必要機能はその製品の基本機能になる場合が多いが、貴重機能が基本機能になる場合もある。
エ 不必要機能は製品の二次機能に発生する場合が多い。

 

【用語】 

◆貴重機能・・・機能について、その性質から見た目の機能の種類のひとつであり、製品の意匠や外観など、顧客(使用者)にっ魅力を感じさせる機能のこと。

◆基本機能・・・機能について、その重要性から機能を分類した場合の種類のひとつであり、その機能を除くとその対象の存在価値がなくなる機能のこと。

◆二次機能・・・機能について、その重要性から機能を分類した場合の種類のひとつであり、基本機能を達成するための手段的ないし補助的な機能のこと。

◆必要機能・・・機能について、その必要性から機能を分類した場合の機能のひとつであり、製品やサービスの顧客(使用者)が必要とする機能のこと。

◆不必要機能・・・機能について、その必要性から機能を分類した場合の機能のひとつであり、製品やサービスの顧客(使用者)が必要としない機能。

 

【選択肢】

ア・・・貴重機能は、見た目の機能の種類のひとつ。よって不適切。

イ・・・適切。

ウ・・・適切。

エ・・・適切。