2017年 運営管理 13問目
中小企業診断士試験問題より抜粋
工場内でのマテリアルハンドリングに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 運搬活性示数は、置かれている物品を運び出すために必要となる取り扱いの手間の数を示している。
イ 運搬管理の改善には、レイアウトの改善、運搬方法の改善、運搬制度の改善がある。
ウ 運搬工程分析では、モノの運搬活動を「移動」と「取り扱い」の2つの観点から分析する。
エ 平均活性示数は、停滞工程の活性示数の合計を停滞工程数で除した値として求められる。
【用語】
◆運搬工程分析・・・観測対象となる品物が加工され製品へと流れていく過程(工程系列)を系統的に調べ、「図表」や「運搬分析の基本記号」を用いて記録し、分析・検討する方法。(『スピードテキスト3 運営管理〈2018年版〉』より)
【選択肢】
ア・・・運搬活性指数は「手間の数」ではなく、「省かれている手間の数」。よって不適切。
イ・・・適切。
ウ・・・適切。
エ・・・適切。
【所感】
運搬活性分析は、1次試験に何度か出題されているようなので、理解が必要。(ちゃんと覚えていなかった。)