2016年 運営管理 36問目

中小企業診断士試験問題より抜粋

中小企業診断士試験問題

 

 共同物流に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 共同物流とは、複数の企業が物流機能を共同化することであり、同業種の企業同士で行われ、異業種の企業同士では行われない。

イ 共同物流は、複数の企業にとって、配送先の店舗や物流拠点が共通しているときに行われ、配送先が異なるときには行われない。

ウ 共同物流を担う物流事業者を指定するのは発荷主であり、着荷主が指定することはない。

エ 複数の企業が共同配送を行うと、各企業がそれぞれ配送していたときに比べて、配送車両の積載効率が高まることはあるが、各企業にとっての配送数量が減ることはない。

オ 複数の企業がそれぞれ所有する商品を共同で配送することはあるが、同じ物流拠点に共同で保管することはない。

 

【用語】

◆共同物流・・・共同物流(Cooperative logistics) | 用語集 | 株式会社日本能率協会コンサルティング[JMAC]

 

【選択肢】

ア・・・「異業種の企業間では行われない」が不適切。

イ・・・「配送先が異なるときには行われない」が不適切。

ウ・・・「着荷主が指定することはない」が不適切。

エ・・・適切。

オ・・・「同じ物流拠点に共同で保管することはない」が不適切。